webマーケティング関連の営業をしている榊 美代奈さんにインタビュー!

インタビューのお相手:榊 美代奈さん webマーケティング関連の営業・社会人2年目

たくろー:今回は、インタビューを引き受けて下さり、ありがとうございます。
榊さんとは、1年ほど前に”夢を叶えるプラットフォーム”というオンラインサロンで
一緒にイベント運営や交流などをさせて頂いて、改めてこうやって話を伺えて嬉しいです。
 では榊さん、はじめに自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

榊さん:はい!現在、自分の出身である静岡県にあるIPアドレスのデータベンダーで働いています。社会人2年目で、4月から3年目の会社員です。趣味は旅行で、今まで日本国内は41都道府県巡りました!よろしくお願いします。

たくろー:ありがとうございます!41都道府県!47都道府県まであと少しですね!
 そうしたら幼少期、学生時代、社会人といった流れで、榊さんの人生を語って頂いてもよろしいでしょうか。

榊さん:わかりました!まず幼少期からお話させていただきます。

生まれも育ちも静岡県で、24年間、静岡県に住んでいます。小学校の山にはアスレチックがあり、the田舎で育ちました。一人っ子で3人暮らしでしたが、近所の幼馴染と兄弟のように育ちました。私の家庭では、「〇〇ちゃんが持っているから・・〇〇くんが買ってもらったから・・・」という理由では、モノを買ってもらえませんでしたが、理由が明確であれば挑戦させてもらい、色々な習い事や経験をさせてもらいました。そういった家庭内ルールがあった一方で、母の口癖は、今でも健在です。その口癖は、「ツイてる!!」「今日も絶好調!!」。(笑)この言葉に受験の時は特に励まされました。そして今でも実家に帰ると、「今日も絶好調!!」と言いながら笑って、母は出迎えてくれます。 高校生活は、私は通学時間、2時間をかけて、住んでいた市とは違う市の高校に行き、2000人もの生徒がいる大きな学校に通っていました。ちなみに、今の会社の本社は、この高校と同じ市にあり、すごく縁を感じています。(笑)

たくろー:榊さんのポジティブ思考や明るい雰囲気は、お母さん譲りなのですね!とても雰囲気から伝わってきます。高校時代も2時間かけて学校へ行くメンタルもすごいです!第一種奨学金生(成績優秀者)で功労学生賞も受賞したという大学時代は、どんなことをされていたのですか?

榊さん:大学に入学してからバイトは、コンビニや海鮮丼のお店、居酒屋、海の家、部活も掛け持ちして、様々なことをしていました。これらすべてに共通しているのは、「人に関わること」。 
 バイトや放送部の活動を通じて、社会人になってからはtoB(法人)に対して、自分が考えたことで、何かが変わることや売上が上がることにつながる営業職に就きたいと考えていました。
 また大学生の2年次に、日本語教授法の授業を履修し、ニュージーランドの高校で日本語教授プログラムに参加しました。帰国し、留学生に関わりたいということと何か新しいことをし始めたいという想いから色々なイベントに参加し、静岡県留学生等交流推進協議会の実行委員になることを決めました。

=思い出に残っているイベント=
 実行委員で一番印象的な活動は、「静岡県の県庁とコラボしたイベント」。内容は、静岡県の企業と学生(日本人学生と留学生)の交流を目的にした静岡県バスツアーです。そして、バスツアーで留学生や日本人の学生に作業服に着替えて茶摘みを体験してもらいました。このイベントのポイントは、低価格で茶摘み体験を学生にしてもらう代わりに、学生自身のSNSで茶畑の体験をシェアしてもらうという点です。こういった活動から、自分の企画したものが、みんなのwin-winに繋がるというやりがいを見つけました。この企画後に、関わって下さった企業の方からは「100人もの学生がSNSで拡散する力に感動した」というご意見や、学生からは、「コスパよく、日本文化を体験できた」という感想を貰え、本当に嬉しく感じました。この他にも様々なチャレンジをしてきましたが、この企画が一番心に残っています! 
 今思うと、この団体に所属していた学生みんなが、リーダーのような存在で、一人一人が団体を盛り上げていたような気がします。現在、仕事でも成果を残している素晴らしい仲間に出会えて本当に恵まれていたと強く思います。ぜひ今の学生の方々には、何か1つでも本気でできることを見つけてほしいなと思います!

=就活について=
大学3年の上旬から就活は意識し始めました。というのも、私が所属していたイベント団体の大学生は意識高い人が多かったので、自分も就活に向き合わなきゃ!と焦りつつも、前向きに考えるようになっていたと思います。様々な会社を見ていく中で、就活の軸は、「言われたことをやるより、自分からやりたいことを発信できて実践できる会社」です。東京にある会社からも内定は頂いたのですが、ワクワクしながら働いている姿を一番想像できた会社は現在勤めている株式会社Geolocation Technologyでした。この会社との出会いは、友人がインタビューをしていた地域情報誌を見て、マーケティングを通じ、会社を変えられると感じからです。
 内定を頂いてからは、文系学生だった私は、「技術営業」という職種で働くために、「Web解析士」という資格を一目散に取得しました。webマーケティングは、移り変わりが激しい業界なので、日々トレンドを追いながら今後も学び続けていきたいなと思っています。

たくろー:文系の学生時代から、技術営業職に就かれるというのは、大きな決断ですね!社会人になってからは、どんなお仕事をされていたりしますか? 

榊さん:私は、営業職でコロナ禍でも、ご紹介やビジネスマッチングサービスを使って、新規開拓をしています。主に中小企業の差別化やリードの獲得などのマーケティングのご提案をしています。
 また、学生時代のイベント企画力を生かし、共催セミナーを企画し、講師として登壇することもあります。私が勤める会社は、社歴が浅くても権限を与えてもらえる環境があるので、自ら考えたKPI達成のための施策や解析レポート作成など「1から10」まで挑戦させてもらっています。
 そして嬉しいことにコロナ禍の中、自分の勤める会社が「上場」しました。これは、オンライン化が加速したことや、社会におけるインターネットの重要度が高くなったことが影響したのかなと思います。

たくろー:学生時代の経験が、お仕事にも影響していて学びが活きている!と実感できるのって素晴らしいですね。ちなみに、営業をされている中で意識していることや学びなどもしよかったらシェアして頂けると嬉しいです。

榊さん:営業は、「レス(返信)の速さ」だと一番に浮かんできます。例えば、クライアント様からメールで質問を頂いた時に、「まず上司に相談をしなければならない内容と判断した場合にはお相手にすぐに上司に確認するという旨のメールを送る」ということを意識しています。メールの返信が遅いと、返答待ちのお相手は、メールを確認できているのか、どのフェーズで止まっているのか不安を感じてしまうからです。だからこそ早めのレスを心掛けています。
 また、私が、働く中で意識している言葉は、「必要な時に声をかけられる存在になる」です。相手が何を必要としているか気が付き、相手のニーズに真摯に応えるということだと思っています。例えば、自分が提供できるサービスがお相手のニーズに当てはまらなかったらとそこで終わりにするのではなく、ニーズに応えられそうな知り合いの方を繋ぐなど、別手段で相手の役に立つことを意識しています。
 将来は、こういった営業の面白さを多くの人に知ってほしいと思います。そして20代のうちに、本を出版したいと思っています。

たくろー:レスの速さや、相手のニーズを叶えるという姿勢が、本当に相手目線に立ってお仕事をされていることが伝わってきました。ありがとうございます。
 最後に学生に対して、「やっておいた方がいいこと」というアドバイスを頂けないでしょうか。

榊さんまずは、先ほど少し触れた「一つのことを一生懸命やること」。そして、もう一つは、「大学生」のOB訪問というきっかけを活用して色々な方とお話することが大切かなと思います。私たち人間は、自分と同じ価値観に合う人と過ごしがちですが、社会に出てから色々な社外の方にも出会いますが、就職前に視野を広げて選択肢を増やした上で、就活することが納得した選択が出来ると思います。行動あるのみです。

たくろー:ありがとうございます。自分自身、同じような価値観を持つ人と話すことが多かったので、色々な場所に行くことや人との交流に参加してみたいと思います。
 これでインタビューは、以上です。今日は、インタビューを引き受けて下さりありがとうございました!

<ちょっとの悩み相談・・・>

たくろー:自分は4月から社会人なのですが、今までの学生時代と違って
ちょっと怖いんです・・美代奈さん、そんな不安ありませんでしたか?

榊さん私もとても不安でした。ただ、幸いにも入社する前に内定者アルバイトという、社内の様子を体験する機会がありましたので、私はこちらに参加したことで、緩い状態から会社を知ることができたため、先輩方からとの繋がりは作りやすく、4月からの社会人生活には入りやすかったです。ですから、入社する前に内定バイトをすることや、社内の様子を体験しておく機会があれば参加したほうがいいと思います。そして、社会人になってから悩み相談をする相手は、自分より経験をしている先輩がオススメです。同期は、自分と同じく不安があることと、どんどんと話しているとお互い沈んでいってしまうこともあると思います。社内外問わず、相談して、様々な方の意見を聞くのが大切かなと私自身強く感じています。